庭で猫が池に手を伸ばしている姿が見えた 
僕は文机に肘をつき眺めていると猫は一瞬体を震わせ毛を逆立てると寸毫の間にどこかに行った 
ふと後ろを見ると担当さんが立っていた 「先生、書き物は進みましたか?」 
今日書いた枚数はまだ1枚にも満たない 担当さんの輝く瞳が心に痛い。
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夜空は変わらない 悲しみを覚えて世界がセピア調になっても 星々はいつも白く光り輝く 
心が暗くなっても 私の見ている世界が褪せても 星々はいつも輝いている 
君は何を考えているのだろう 心が鈍く痛んでいる…… 
世界に取り残された私はどうやっていけばいいのだろう 辛いなぁ……辛いよ……。
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紫紺の和服が翻った 涼しげな眼差しが魔性のモノを突き刺す 
手にはお札、足元には犬神、空には三本足の烏 
静かにお札を魔性のモノへと飛ばすと 
その額へ何の障害もなくあたかもそれが当然であるがように張り付いた 
魔性のモノはその身に溜めた瘴気を吸われ本来の姿の少女へと変わった。
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スッと細身の肩がぶれることなく動いた 
目元を隠す赤毛が少しずれて強い意志を感じる黒い目をのぞかせる 
隠し持ったナイフはまだ袖の中 車の陰からターゲットが現れた 
ターゲットの横をすり抜ける際に背後からわき腹をグサリ 
ゆっくりと倒れていくターゲットをしり目に夜の人の喧騒中へ消えた。
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彼女は白かった 崖の中腹で羽を休め1人歌う彼女は美しかった 
空に響き渡る歌詞なき歌は山々に反響し重なり合い 立つ場所によって聞いた印象が変わった 
ここでは声の良さが際立ち ここでは和音が心地よい 
目を閉じてしみじみと味わっていると不意に足元が崩れた 
落ちる間獣の笑う声を聞いた気が。
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温かい 味噌の優しい香りと甘さ 物理的な温かさじゃない 
心のどこかで懐かしさと共に覚える温かさ 
自分で作る物や買ってきて食べる物とは違うからか 
君の作ったお味噌汁は美味しい 
味というよりも心が言っている 
君の作ったお味噌汁は美味しい。
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作品タイトル
純白を拵えて啼き喚く女性の深理
(じゅんぱくをこしらえてなきわめくじょせいのしんり)

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作品タイトル
深淵へと堕ちて逝く在処
(しんえんへとおちていくありか)

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